同棲を始めたけど、やばいほどストレス溜まる……どうしたらいいの?
こんな悩みを持っている人は、意外と多いものです。
実際、SNS上で「同棲解消したい」とか「同棲相手のグチ」とかが投稿されているのをよく見かけます。
ぼくは同棲を始めて2カ月目ですが(書いた当時)、たしかにストレスがゼロというわけではありません。
しかし「頑張らない同棲」を心がけていることもあり、楽しい時間のほうが圧倒的に多いです!
そこでこの記事では、ストレスがやばいと感じる理由と、経験談に基づいた対処法について解説します。
最後まで読めば、同棲のストレスに悩まされることが減りますよ!
同棲のストレスがやばいと感じる理由
同棲生活のストレスがやばい、と多くの人が感じる理由は以下の5つ。
- 家事の負担が偏っている
- プライベートな空間がない
- 生活リズムが合わない
- 譲れない価値観で違いがある
- 食の好みや金銭感覚がズレている
1つずつ見ていきましょう。
理由①:家事の負担が偏っている
1つ目は「家事の負担が偏っている」ことです。
- パートナーの残業が多い
- パートナーの家事力が壊滅的に低い
- そもそも全然家事をしてくれない
こういった家事の負担が原因のケンカは、同棲だけでなく結婚後にも多いものです。
専業主婦・主夫ならまだしも、共働きで家事までワンオペだとしんどいですからね。
また、「家事をした」の基準が相手と違うのもストレスの原因になりがち。
洗濯物干しただけで「俺家事したで!」というパートナーみたいな感じですね。
理由②:プライベートな空間がない
2つ目は「プライベートな空間がない」ことです。
待ちに待った同棲生活。2人で一緒の部屋で暮らして、毎日一緒に寝るんだ!
このように思う人は多いですが、たいてい最初の1週間で疲れます。
特にぼくのようなHSP気質の人は、ひとりの時間がないとストレスが溜まりやすいもの。
「ずっと隣に誰かがいる」という状況そのものに疲れてしまうでしょう。
理由③:生活リズムが合わない
3つ目は「生活リズムが合わない」ことです。
- どちらかだけ夜勤がある
- 片方平日休み、もう片方が土日休み
- 片方が朝型で、もう片方が夜型
こういった生活リズムの違いは想像以上にしんどいもの。
夜中に帰ってきたときの物音がうるさかったり、ドアの隙間から入る電気がまぶしかったり。
なかには「パートナーが朝早くから動いてて寝れない」という人もいるでしょう。
1泊なら我慢できたかもしれませんが、毎日となれば我慢の限界を迎える日が高確率でやってきます。
理由④:譲れない価値観で違いがある
4つ目は「譲れない価値観で違いがある」ことです。
- シャワーを浴びる前にベッドに入っていいか否か
- バスタオルの洗う頻度はどれくらいか
- お金をかけるのは家電か家具か
このように「一緒に暮らすことで初めて気づく違い」は多いものです。
特にこのような違いは「センシティブだけど重要」なものが多く、あまりにギャップがあるとストレスの種となるでしょう。
また、「同棲して初めて結婚観・家族観の違いを感じた」という人がいます。
(毒親育ちの人が悩みやすい印象です)
理由⑤:食の好みや金銭感覚がズレている
5つ目は「食の好みや金銭感覚がズレている」ことです。
- 料理の味付けは濃いめがいいか、薄めがいいか
- 食べる量や好みの食材(偏食・過食・少食など)
- 貯金をする派か今を楽しむ派か
こうした違いがあると、ストレスを感じやすいでしょう。
特に、食事は毎日楽しむものゆえに、壊滅的に違ったら深刻。
別のものを食べたり、時間をずらして食べたりするうちにすれ違いが生じて同棲解消……なんてこともありますね。
同棲のストレスがやばいと感じないための対処法
同棲のストレスがやばいと感じないためには、最初に紹介したように「頑張らない」のが大切です。
実際、ぼくたちのストレスが少ないのは、以下の5つを行ったからだと考えています。
- 手を抜けるところは抜く
- プライベートな時間・空間を作る
- 苦手なものを補い合う
- お金について定期的に話す
- 外でデートする時間を作る
それぞれ詳しく紹介しますね。
①:手を抜けるところは抜く
1つ目は「手を抜けるところは抜く」ことです。
同棲生活を充実させるために序盤から張り切ってしまう人も多いですが……その状態がずっと続くことはありません。
具体的には
- ご飯は毎日手料理、味付けも自分で
- もちろん掃除も毎日
- 洗い物は気づいたほうがやる、サボったら怒る
といったもので、あれもこれも完璧こなそうとしてしまいがち。
しかし、ほぼ確実に途中でしんどくなってしまうもの。
相手が家事をしてくれないことや、自分を責める気持ちがストレスとなってしまいます。
だからこそぼくたちは「最初から頑張らない」と決めました。
- 料理は手の込んだものじゃなくて、簡単なものでいい
- しんどい時はウーバーイーツを頼んでもいい
- 掃除はルンバに任せたらいい
家事の負担がストレスになるなら、そもそも自分たちでする家事を減らすことから始めましょう。
ぼくたちは使ってませんが、食洗機や洗濯乾燥機を導入するのもいいですね。
②:プライベートな時間・空間を作る
2つ目は「プライベートな時間・空間を作る」ことです。
同棲するほど仲がいいといっても、もとは赤の他人。
自分の時間や場所を犠牲することのストレスは計り知れません。
とはいえ、一緒にいる時間が全くないのも寂しいもの。
一緒にいるのを「ほどよく」頑張らないためにも、以下のことを心がけています。
- 自分の部屋とベッドを確保する
- 話す時間を毎日決めて(夕食時など)、あとは自由にする
(もちろん一緒にいたい時はいてOK!) - お互いの友達と会う時間も大事にする
特に、プライベート空間を持っておくだけでも心に余裕ができます。
同棲のタイミングで新しく家を借りた人は難しいかもしれませんが、自分の空間や時間を作る工夫を話し合ってみましょう。
また、もし「一人暮らしの時の部屋で同棲している」という人がいたら、1LDK以上の部屋を借りることをおすすめします。
③:苦手なものを補い合う
3つ目は「苦手なものを共有する」ことです。
同棲前に相手に伝えていること以外にも「実は苦手……」というものはたくさんあります。
料理、掃除、虫の駆除、家具の組み立て……などなど。
仕事と同じく、自分が苦手なものを頑張りすぎるとしんどくなってしまいます。
仕事と違って相手に任せることのハードルは低いですし、思い切って頼みましょう。
例えばぼくは整理整頓が苦手なので、ルンバでできない場所の掃除は彼女が担当です。
逆に彼女は料理が苦手なので、ぼくがほぼ毎食ご飯を作っています。
そうして、お互いやってくれたことを感謝し合いながら「苦手なことを頑張らない」を心がけると楽になりました( ˘ω˘ )
④:お金について定期的に話す
4つ目は「お金について定期的に話す」ことです。
一緒に暮らす以上、お金の話はどうしても避けられないもの。
特に結婚前提の同棲だと、金銭感覚の違いを早めに知っておかないとあとあと大変なことになるでしょう。
そのため、家賃や光熱費はもちろんのこと、貯金についても話しておきたいところ。
ぼくたちが決めた内容をほんの一部だけ紹介しますので、ぜひ参考にしてください(`・ω・´)
- 家賃:半分ずつ負担
- 光熱費:ぼくが6割負担(在宅勤務のため)
- 車:基本的にぼくが負担。デートで使ったガソリン代は折半
⑤:外でデートする時間を作る
5つ目は「外でデートする時間を作る」ことです。
同棲生活を充実させようと張り切ることはもちろん、結婚相手として相応しいかジャッジする人もいるでしょう。
そして、毎日テストされているような気分になり、せっかくの同棲生活に安らぎの場はありません。
気持ちはわからなくもないですが……元はといえば「恋人同士」。
「恋人として楽しむ時間」も定期的に作りましょう。
特に同棲するとおうちデートが増えがちなので、意識して外でデートするのがおすすめ。
同棲前の楽しい気持ちを思い出すだけでなく、相手の新たな一面を知れるかもしれませんよ!
まとめ:同棲のストレスがやばいのは「頑張りすぎ」
この記事では、同棲のストレスがやばいと感じる理由と対処法について、経験談を交えながら解説しました。
同棲のストレスがやばい理由
- 家事の負担が偏っている
- プライベートな空間がない
- 生活リズムが合わない
- 譲れない価値観で違いがある
- 食の好みや金銭感覚がズレている
同棲のストレスがやばいと感じないための対処法
- 手を抜けるところは抜く
- プライベートな時間・空間を作る
- 苦手なものを補い合う
- お金について定期的に話す
- 外でデートする時間を作る
同棲のストレスは「頑張りすぎ」が原因であることがほとんど。
適度に手を抜いたり、お互いの得意を活かしたりして労力を減らしましょう。
また、更新期限の関係などで一人暮らし用の家で同棲している人は、プライベート空間を作りやすい1LDK以上の部屋に引っ越すのがおすすめ。
アパマンショップなどの賃貸サイトを見ながら、どんな部屋がいいか話し合うのも楽しいものですよ!
この記事が、あなたの同棲生活が楽しくなるヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。